【読書メモ】集中力はいらない (SB新書) 森 博嗣
新書。
いやぁ面白かった。
タイトルからそんなに期待していなかったのだが、刺さるものが多かった。
著者が「孤独」について書けばその後孤独を肯定する本がしばらく続いたが、今後は「分散型」や「脱集中」が増えてくるのでは?
(そうなる傾向を見越して書いている可能性はあるが)
ITが生み出したものはやはりテキストによる情報化だった。
網膜に見ているものの情報を出せても近未来ではまだテキストだろう。
その先にある革命がどんなものになるか楽しみだ。
「しかし、言語によって失われたものもある、ということをときどき思い出したい」