2017-01-01から1年間の記事一覧
図書館本。 興味深かった。 トップ棋士から退会になってしまう棋士まで様々な棋士たちの姿がある。 生き残りが厳しいく世の中になるにもかかわらず、育てるという環境からは厳しさが消えてゆく現代。 だがなにかに突出していくならば犠牲になるものは少なく…
ムック本ということだが初めて知るエピソードも多く楽しめた。個人的には沢木氏との対談が良かった。 将棋の普及という観点から見ると羽生氏の様々なイベント出演や出版、最近では加藤氏のメディア露出がある。良いものだから自然と広がるという側面はあるも…
クリームシリーズ第6弾。 毎年恒例だが特に気に入った一冊。久しぶりに森作品を読んでる時期のせいもあるだろうが、いいなぁと思う内容も多かった。ある種ベクトルが近くなっているかどうかは作品への感じ方に影響があると思うので、今回はラッキーだったか…
クックパッドのひとつのサービス開始からのドキュメンタリー。面白かった。技術的なことよりはサービス立ち上げまでの心得のようなものが多い。 これまでのサービスもそうだったが、厳しい曲面で悔しい思いをする時期はある。そんなときにどうするか。やはり…
Kindleにて。 最近ラフやワイヤーフレームを作る機会も増えてきたのであらためて学習。 なんとなく聞いていた概念がわかりやすく説明されていた。 やはりデザインやファッションの半分くらいは理論だなと。 少しずつ実践にも取り入れたい。 色の事典 色彩の…
再読。 やはり小説よりも作者の思考がわかるエッセイは好きだと実感。 小説も悪くはないが森博嗣は思考を楽しめる作家としてとてもありがたい。 まだ30代だが基本的にめんどくさがりで、できるだけ労力を厭う傾向がある。 ただ面倒でも少しなにかをした方が…
再読。 やはりまだまだ人生の中で最高の一冊だった。森博嗣の魅力である鋭さが遠慮なく出されている。本当の魅力はわかる一人がわかればいい、そんな信念も感じる。読者としてもそうで本当に好きなものは他人に分かってもらう必要はない。もし人生の最後のと…
再読。 初回より面白かった。以前より身をもって経験したことがよりわかるようになり、ハイライトする部分が増えていた。読者にとって幸福なことのひとつは、作者の思考が自身のそれを凌駕し、同時に魅了してくれることだろう。この作者はずっとそれを続けて…
再読。 少し工作に興味が出てきたところだったので、いろいろと実感として共感するものが増えた。良い道具、機構、材料など考えを巡らせるのは楽しい。最近もニッパー一つで思った以上の感動があったところ。 「良い道具を持つことは、人の視点を変える」 森…
Wシリーズ第7弾。 かなり遅れての読了になった。 不思議な世界にいるような読書体験はいつもの通り。 読みながら作者に問いかけられているような気分になるのは何だろう。 「虚偽」ではなく「虚栄」というのもまたなんとも。 物語の本筋ではないとわかってい…
気になっていた一冊。やはり面白かった。漫画家安野モヨコが夫である庵野秀行監督との日常を描いた漫画。だがお惚気感はほぼなく、強度のオタク夫と振り回される嫁を描いている。元ネタがわからなくても笑えるのは流石。監督をイメージできる人の方が楽しめ…
Facebook特集。 いい事例もおおくなかなか勉強になった。 若い層ほどFacebookにはあまり関心がなく、年齢があがるほど支持があるような傾向がみられる。 中年層以上にはまだ使えるマーケティングだろうか。 Web Designing 2017年8月号[雑誌] 作者: Web Des…
Kindle本にて。 とても興味深かった。気分の上下やイライラはなぜ起こるのか。自衛隊でそういった不確定的とも思える要素をコントロールしてきたメンタル教官が分析と対策を教えている。「仕事の一部として休息をとる」などは個人的にもしっかり認識したい。…
新書。 なかなか興味深い。自己の利益よりも大局的かつ合理的な議論がされていて読み応えがある。 ひとつ理解することがある。詳細な具体的な内容よりも抽象的なデータの方がいろいろと分かるという事実。データというものの捉え方が大きく動いている近年。…
項羽と劉邦上巻。 物語の幕開け。現時点では登場人物と時代背景の紹介が終わったような形に。現在は同じ側にいる二人がいかにして相対するようになるのか、非常に楽しみ。 裏書きでもあった本書のテーマは人望。二人の人間の違いが天命をわけたようにも読め…
Kindleにて。 非常に面白かった。円城塔、田辺青蛙夫妻がお互いにおススメ本を出し合って書く感想エッセイ。紹介本はほぼ知らなかったが、いろいろ展開する話が面白い。 うちも相方とは元々同じ作家繋がりから始まってるが何年も経つと読む本の傾向は違うし…
加藤一二三特集号。 なかなかに興味深い。なぜ名人とまで呼ばれた士がメディアに精力的に出るのか。その立ち振舞いの裏にある将棋を広めようとする姿勢には感動を覚えた。 話題になった藤井四段についての話。新時代の強者はいかに棋士たちに映っていたのか…
図書館本。 非常に良かった。荒俣宏氏が水木しげる氏の出征前の手記をもとにその深意に迫る。若き青年は苦悩の中に何を求めたのか。語らなかった事実を手記は語る。 人生の先が闇に閉ざされていく時代。夢を諦め、死が現実として自分に近づいて来る時、若者…
図書館本。 なかなか興味深かった。 かつてはがんといえば終末期を覚悟する病気だったが今は治療や検査も発達し、早期がんなら治る確率もあがっている。 だからこそ発症後の人生をどう生きるかが大事になる。 本書で良かったのは個人がどうするかに合わせて…
花神下巻。 非常に良かった。 村田蔵六、この人物の人生をみればとても数奇と感じざるを得ない。 しかし医者であり合理主義者である彼からすれば一つの可能性としてあった最期なのかもしれない。 司馬遼太郎作品では合うもの合わないものがはっきりしてきた…
花神中巻。 これも面白いと言わざるをえない。途中、上巻でのワクワク感が途絶えてしまったが後半にかけて非常に熱い。司馬遼太郎作品での戦はいくつか読んだが、今回のものは軍略も絡んでいるせいか非常に興味深い。 勝利というものの本質。負けない戦略と…
花神上巻。 面白い。 前評判は聞いていたが自分の求めに合っているし、何より読まされる。 久しぶりに小説とはいいなと思える作品でとても満足している。 医学から蘭学、蒸気船設計と不思議な経歴を積み重ねていく蔵六。 ときどき匂わされる軍人ぽい後の姿も…
神保町で見つけた古い一冊。 SFマガジンは本当に情報量が多いので、古本を漁りにいくとバックナンバーを根こそぎ買ってしまう。 これも本当に面白かった。 名作SFの紹介がメインで、読みたい本がたくさん見つかる。 ダンシモンズやハインラインはいくつか読…
図書館本。 面白かった。 この手の本は読んでいて元気になる。 佐藤可士和氏のはDVDでも見たが、刺激が多かった。 やはりもう二歩三歩深い思考と探求が必要だなと。 なにか仕組みを考えるならば、その構成には注力しなければならない。 「例えば『これは面白…
勉強用。 なかなか興味深かった。 広告の一環として動画に注目をしはじめ、気になっている。 実際のyoutuberたちのビジネスモデルや、コンテンツマーケティングの方法など、勉強になることは多い。 ひとつ言えることは、思い描く以上のものはなかなか生み出…
図書館本。 久しぶりのジャレド・ダイアモンド。 今回も様々考えさせられた。 自分が氏の本を好む理由。 それはとても興味深い議題を投げかけてくれるからだ。 答えを求めるのではなく、何か議題に対してどう考察てきるのか。 また何がわからないのか。 そう…
図書館本。 雑誌。 はじめて知る内容もいろいろと。 情報整理はやはりコツがあることを実感する。 どんなメソッドを使うか。 またそれを知っているか。 そして使える環境にあるかは重要。 納得した一節。 断定で固執しないためにも実践していきたい。 「コン…
ちょうど勉強中でいろいろと学ぶところが多かった。 中期的な戦略が必要だなと。 Web Designing 2016年12月号 [雑誌] 作者: Web Designing編集部 出版社/メーカー: マイナビ出版 発売日: 2016/10/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る
新シリーズ第1弾。 非常に面白かった。 クリームシリーズと被っていた講義シリーズから方向転換され、自分はとても好きな企画だなと。 予約して本屋さんにいったら雑誌に分類されてあったとか、単行本ぽいのに自著広告があったりとか。 本当に楽しく嬉しい一…
岳飛伝第5弾。 なかなかに面白い。 物語が動いていく中でそれぞれの国が変わっていく。 宋という時代の終焉もこの物語の後にくる結末としてひじょうに気になる。 嫌いなキャラというものができる小説は印象に残る。 気に食わないことを言い、混乱させ、他に…