akira0918のブログ

Webの人。在宅リモートワークで制作・開発をしています。ほぼ読書メモで、たまに技術やガジェット、趣味のことを書いています。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書メモ】血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ) 森 博嗣

Wシリーズ第8弾。 久しぶりにため息しか出ない。 色々と繋がる様はゾクゾクした。 ふとコミカライズ版が出れば面白いなぁと思ったのも事実。 何気ない描写がリアリティを感じさせる。 未来の世界はどんな風だろうか。 「僕は黙っているから、会話はできない…

【読書メモ】自分のアタマで考えよう ちきりん

図書館本。 勉強になった。 さまざまなデータについてどう考えていくかのプロセスが丁寧に書かれている。 最初は「考えろ」と言われてもどうすればいいかわからないのは皆同じ。 稚拙でもいいのでまずやることが重要だなと。 ネットで答えが見つかるようにな…

【読書メモ】アラマタ人物伝 荒俣 宏

図書館本。 古今東西のいろいろな人物を著者視点で取り上げる。ここでしか絶対取り上げられない人がたくさん入っていて面白い。小中学生で読んでいたら、歴史好きのさらなる一助になったかもしれない。 漱石の恩人の一言が印象的。褒め言葉ながらもなかなか…

【読書メモ】ガリア戦記 (岩波文庫 青407-1) カエサル

ローマ人の物語幕間として。 淡々と語られる記録といった様相。 前提知識が少ないとなかなか楽しみきれないと感じた。 ローマとガリアについての書物を色々と読んでいけばさらに面白くなりそう。 古い時代の戦争でも兵站切りや戦意高揚など、基本的な軍略は…

【読書メモ】ユリイカ 2017年8月臨時増刊号 総特集◎奈良美智の世界 奈良美智,村上隆,古川日出男,箭内道彦,吉本ばなな,椹木野衣

図書館本。 表紙の絵に惹かれるものがあり手に取った。 見たことがある絵だったが作者の名前などは初見。 非常におもしろかった。 惹きつけられる作品の数々。 エピソード。 そしてそのルーツとなるサハリン探訪のエッセイ。 不思議な郷愁感につつまれる。 …

【読書メモ】心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 長谷部誠

再読。 やはり面白かった。 刺激が多い一冊。 前回は5年以上前で読メ初期の頃だった。 (まだその本の引用を最後に入れる習慣もない頃だなと気づく。) 定期的に読み返したい。 アスリートであるまえに人として尊敬できる著者。 自分の言葉として語られる人…

【読書メモ】米澤穂信と古典部 米澤 穂信

つづいての古典部関連。 昨日読んだ『いまさら翼といわれても』であった読書感想文ネタは面白かったので、新たな書き下ろしが読めて満足。 あとは作者の読書ルーツがわかるのもこういう企画モノならではの楽しみか。 なかなかに面白かったのは古典部面々の本…

【読書メモ】道なき未知 Uncharted Unknown 森 博嗣

図書館本。 連載をほぼ読んでいたので購入していなかった一冊。 あらためて読むと色々と発見があり楽しめた(忘れすぎ) 最近はプログラミング的なことでつまづくことが増えていて、一見無理そうに思う。 だがやりたいことはわかっていてそこに対して試行錯…

【読書メモ】いまさら翼といわれても 米澤 穂信

古典部シリーズ第6弾。 いやぁ面白かった。 しばらく離れていたしミステリィを読むモードでもなかったので期待度は低かった中、ほんとうに楽しめた。 入り込みやすさも米澤作品ならでは。 短編集。 どれも良かったが卒業制作のと読書感想文のはお気に入り。 …

【読書メモ】バカのものさし (扶桑社文庫) 養老 孟司

かなり良かった。 教育関係として子どもたちと接する中で感じていた違和感がとてもよく説明されていた。 スイッチ一つで思い通りになる現代。 ぼくはスイッチ社会と呼んでいた。 かわりに思い通りにならないものにたいして我慢できなくなったのは大人も子ど…

【読書メモ】ローマ人の物語〈15〉パクス・ロマーナ(中) (新潮文庫) 塩野 七生

ローマ人の物語第15弾。 皇帝アウグストゥスの統治を中心に。 右腕アグリッパや子であるティベリウス、ドゥルースス兄弟の活躍などが描かれる。 完璧だとおもわれたアウグストゥスの統治で起こるティベリウスの引退。 第2代皇帝となる彼と父の今後がとても気…

【読書メモ】ローマ人の物語〈14〉パクス・ロマーナ(上) (新潮文庫) 塩野 七生

ローマ人の物語第14弾。 久しぶりの再開。 カエサル編が終わって興味が薄れていたが文藝春秋での小泉進次郎氏と著者の対談を読んで熱が戻る。 平和となったローマで、いかにオクタヴィアヌスは皇帝となっていったのか。 それは実に巧く着実なものだった。 カ…