akira0918のブログ

Webの人。在宅リモートワークで制作・開発をしています。ほぼ読書メモで、たまに技術やガジェット、趣味のことを書いています。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書メモ】棋士という人生: 傑作将棋アンソロジー (新潮文庫)

図書館本。 興味深かった。 トップ棋士から退会になってしまう棋士まで様々な棋士たちの姿がある。 生き残りが厳しいく世の中になるにもかかわらず、育てるという環境からは厳しさが消えてゆく現代。 だがなにかに突出していくならば犠牲になるものは少なく…

【読書メモ】羽生善治 闘う頭脳 (文春ムック)

ムック本ということだが初めて知るエピソードも多く楽しめた。個人的には沢木氏との対談が良かった。 将棋の普及という観点から見ると羽生氏の様々なイベント出演や出版、最近では加藤氏のメディア露出がある。良いものだから自然と広がるという側面はあるも…

【読書メモ】つぶさにミルフィーユ The cream of the notes 6 (講談社文庫) 森 博嗣

クリームシリーズ第6弾。 毎年恒例だが特に気に入った一冊。久しぶりに森作品を読んでる時期のせいもあるだろうが、いいなぁと思う内容も多かった。ある種ベクトルが近くなっているかどうかは作品への感じ方に影響があると思うので、今回はラッキーだったか…

【読書メモ】「少し先の未来」を予測する クックパッドのデータ分析力 中村 耕史

クックパッドのひとつのサービス開始からのドキュメンタリー。面白かった。技術的なことよりはサービス立ち上げまでの心得のようなものが多い。 これまでのサービスもそうだったが、厳しい曲面で悔しい思いをする時期はある。そんなときにどうするか。やはり…

【読書メモ】色の事典―色彩の基礎・配色・使い方

Kindleにて。 最近ラフやワイヤーフレームを作る機会も増えてきたのであらためて学習。 なんとなく聞いていた概念がわかりやすく説明されていた。 やはりデザインやファッションの半分くらいは理論だなと。 少しずつ実践にも取り入れたい。 色の事典 色彩の…

【読書メモ】孤独の価値 (幻冬舎新書) 森 博嗣

再読。 やはり小説よりも作者の思考がわかるエッセイは好きだと実感。 小説も悪くはないが森博嗣は思考を楽しめる作家としてとてもありがたい。 まだ30代だが基本的にめんどくさがりで、できるだけ労力を厭う傾向がある。 ただ面倒でも少しなにかをした方が…

【読書メモ】喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫) 森 博嗣

再読。 やはりまだまだ人生の中で最高の一冊だった。森博嗣の魅力である鋭さが遠慮なく出されている。本当の魅力はわかる一人がわかればいい、そんな信念も感じる。読者としてもそうで本当に好きなものは他人に分かってもらう必要はない。もし人生の最後のと…

【読書メモ】科学的とはどういう意味か (幻冬舎新書) 森博嗣

再読。 初回より面白かった。以前より身をもって経験したことがよりわかるようになり、ハイライトする部分が増えていた。読者にとって幸福なことのひとつは、作者の思考が自身のそれを凌駕し、同時に魅了してくれることだろう。この作者はずっとそれを続けて…

【読書メモ】森博嗣の道具箱―The Spirits of Tools (中公文庫) 森 博嗣

再読。 少し工作に興味が出てきたところだったので、いろいろと実感として共感するものが増えた。良い道具、機構、材料など考えを巡らせるのは楽しい。最近もニッパー一つで思った以上の感動があったところ。 「良い道具を持つことは、人の視点を変える」 森…

【読書メモ】ペガサスの解は虚栄か? Did Pegasus Answer the Vanity? (講談社タイガ) 森 博嗣

Wシリーズ第7弾。 かなり遅れての読了になった。 不思議な世界にいるような読書体験はいつもの通り。 読みながら作者に問いかけられているような気分になるのは何だろう。 「虚偽」ではなく「虚栄」というのもまたなんとも。 物語の本筋ではないとわかってい…