【読書メモ】新装版 翔ぶが如く (3) (文春文庫) 司馬 遼太郎
翔ぶが如く第3弾。
紛糾する征韓論。
その中での駆け引きはなかなか面白い。
列強という脅威に対しての恐怖感が幕末から明治にかけて国を変えたという点は面白い。
ある種でいえば西郷の何もかもが嫌になって放り出す性分というのは、実に人間らしい。
西郷という人間が愛されるのはこういうところもあるのかもしれない。
「半次郎さァ、世ン中は自分が良かと思うても思うようにはなりもはンなあ」
翔ぶが如く第3弾。
紛糾する征韓論。
その中での駆け引きはなかなか面白い。
列強という脅威に対しての恐怖感が幕末から明治にかけて国を変えたという点は面白い。
ある種でいえば西郷の何もかもが嫌になって放り出す性分というのは、実に人間らしい。
西郷という人間が愛されるのはこういうところもあるのかもしれない。
「半次郎さァ、世ン中は自分が良かと思うても思うようにはなりもはンなあ」