【読書メモ】がんは働きながら治す! 一億総活躍社会のためのがん教育 中川 恵一 関谷 徳泰
図書館本。
なかなか興味深かった。
かつてはがんといえば終末期を覚悟する病気だったが今は治療や検査も発達し、早期がんなら治る確率もあがっている。
だからこそ発症後の人生をどう生きるかが大事になる。
本書で良かったのは個人がどうするかに合わせて従業員を抱える企業にもスポットを当てている点。
「完治したら復帰」ではなくいかに治療しながら働くか。
人手不足も深刻になる現在、知恵の有無は大きい差となる。
現代の日本の現実。
弱き者が不利になるいま、何が必要だろうか?
「みんなが働かないともたない社会」